韓国語能力試験

韓国語能力試験改編体制によるQ&A

Q1 変更された韓国語能力試験(TOPIK)は、いつから適用されますか?
A 日本では2014年10月12日(日)に実施する第36回からになります。ちなみに韓国では、同年7月に実施される第35回からになります。
Q2 主な変更内容はなんですか?
A 現行の試験と変更後の試験を表でまとめると下の表になります。
韓国語能力試験Ⅰ(以下Ⅰ)は、問題数と時間が短くなり、また、作文問題がなくなるので今までよりかなり負担が軽減できるのではないかと思われます。また、韓国語能力試験Ⅱ(以下Ⅱ)は中級と上級が一緒になるため微妙な級の選択で悩まずに済みます。難しい問題も出題されるかもしれませんが、頑張れば思った以上の合格級が取得できるかもしれません。
新しい体制
※選択できる級が、3つ(初・中・上級)から2つ(Ⅰ・Ⅱ)になり、Ⅰはそのままですが、Ⅱは現行の中級と高級を合わせた1つとなります。

※今まで4つのカテゴリーがあった試験問題が、Ⅰは2つ(聞取り+読解)、Ⅱは3つ(聞取り+読解+書取り)となり、全体的な問題の数が減ります。特に、Ⅰは難しかった作文問題がなくなります(Ⅱはあります)。

※評価される級は、従来通り取得した点数により数字の級で評価され、扱いは従来と同じとなります。もちろん、合格点におよばない場合は不合格になります。

※従来の合格基準では各カテゴリー別で40点以上の取得が必要だったため、苦手なカテゴリーの点数のせいで良い評価がでなかった…というのを解消し、改編後は単純に合計点のみで評価されます。

※試験時間は、Ⅰは休憩時間が無くなったのですが従来より80分短くなりました。Ⅱは1時間目110分、休憩30分、2時間目70分と実質試験時間は従来と同じになります。また、時間帯は、Ⅱが午前に行われ、Ⅰが午後になります。
Q3 問題数はそれぞれ実際にどのくらい減るのですか?
A 下の表の通りになります。特に、Ⅰは従来の初級と比べ6割程度になります。
問題数
Q4 そもそも従来の試験をなぜⅠとⅡにしたのでしょうか?
A まず、最近では世界的に韓国語に対する関心が高まっており、韓国語能力試験の受験者数が持続的に増加しているためご受験者様の様々な要求に近づけるためです。
学習経験の少ない韓国語学習者は、気軽に自分の実力を確認できるよう比較的単純化させた『韓国語能力試験Ⅰ』をご受験し、また、韓国語を持続的に学習し続けた学習者には自分の実力がどの程度であるか確認できると同時に続けて語学力を高める事ができるよう中級と上級を合わせた『韓国語能力試験Ⅱ』をご受験できるようにいたしました。
次に、韓国語能力試験が実施され続けている間に必要とされていた問題点(試験領域、問題形式、及第点制度)などを合理的に変更いたしました。
意思疎通能力の評価に重点を置き、書取り問題(Ⅱのみ)では問題数を大幅に減らし文章作成能力を評価できるようにいたしました。
変更される韓国語能力試験は、近年主要外国語試験の改編傾向などを参考にして、ご受験者様の韓国語の実力を適切に評価できるようにしたものになります。
Q5 語彙及び文法を無くした理由はあるのでしょうか?
A 韓国語能力試験は、韓国語による意思疎通の能力を評価するのが目的です。韓国語による意思疎通の能力を評価するために会話、聞取り、読解、書取りなどを評価する必要がありますが、会話については様々な準備が必要としており世界的に同じ条件においての実施が大変困難であるため実施しておりません。また、従来ありました語彙及び文法においては他の領域にある内容で間接的に評価できるため、新制度では無くしております。
Q6 新しい韓国語能力試験の問題の形式は大幅に変更されるのでしょうか?
A 改編される韓国語能力試験の問題形式は、現行と大きく変わりません。ただし、読解問題に語彙及び文法の問題が含まれるのと、Ⅱには入っている書取り問題は文章作成の問題が4問出題されます。
韓国教育財団のホームページでは新制度のサンプル問題を公開しておりますので、是非確認してみてください。
Q7 変更された『韓国語能力試験Ⅱ』の書取り問題の点数はどう採点されるのでしょうか?
A 改編される韓国語能力試験Ⅱの書取り問題は、4問出題される予定です。
1~2問目の問題は文章の流れに適切な文章を1~2問答える問題と、3~4問目は日常生活と関連した文章と論理的な作文を書く問題となっております。
この問題には複数の採点委員が採点をするのですが、採点の際に最も重点的に評価する内容は、『語彙と文法の使用』と『質問に対して適切な文面になっているか』などになります。
Q8 変更された韓国語能力試験Ⅱではどのように不合格と合格等級を判定するのでしょうか?
A 改編される韓国語能力試験では、現行の試験とは違い合否の点数が事前に分かるシステムになっておりません。これは、問題がつくられてから等級のための配点が決めるため毎回若干点数にずれが生じるためです。
目安としては、Ⅰは100点未満、Ⅱは120点未満が不合格になるかと思われます。