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中小企業コンサルとして邁進 自営業の多い在日同胞の力に

中小企業コンサルとして邁進 自営業の多い在日同胞の力に

『碧夆奨学基金と私』第2回
張裕英さん(ペンシルベニア大学ウォートン校MBA)

在日韓国人3世として生まれ、喫茶店などの自営業を営む両親が苦労している姿を幼いころから目にしてきた。中学生のころには公認会計士を目指すようになり、その後大学と資格専門学校とのダブルスクールで公認会計士試験に勤しみ、在学中に合格した。
大学卒業後、4大監査法人の一角を占めるあずさ監査法人に勤務するも、決算書類作成以上の付加価値を見いだせない公認会計士の業務に違和感を膨らませ、米国でMBA取得を志すようになる。

米国留学には2,000万円は必要だが、日本の奨学金は国籍の関係で応募できるものもない。困り果てている中、民団新聞で韓国教育財団の碧夆奨学金のことを知り応募。
藁をもつかむ思いで募集した碧夆奨学金取得が決まり、奨学生として渡米した先で金融、企業評価、M&Aなどのほか、独自の専門分野として、スモールビジネスやファミリービジネスについて研究した。

英語で受ける授業の難しさ、世界中から集まる優秀な人材を目の当たりにし衝撃を受けるも、奨学生に選ばれた強い責任感と同級生のサポートを受け、見事MBAを取得した。

「在日韓国人は自営業が多い。両親が事業について相談する人もなく苦労する姿を見てきたので、中小零細企業の役に立ちたかった」
留学経験を通して身につけた高いスキルを、今後も社会課題解決のために役立てていきたいとしている。

記事本文はこちら(統一日報社 2024年05月15日)→


張裕英(チャン・ユヨン)
1977年生まれ。横浜市出身。在日韓国人3世。慶應義塾大学商学部卒。在学中に公認会計士試験に合格。あずさ監査法人に勤務ののち、韓国教育財団碧夆奨学生としてペンシルベニア大学ウォートン校MBA取得。ゴールドマン・サックス、中国系金融機関を経て、帰国後に中小零細企業コンサルタントとして独立。


『碧夆奨学基金と私』とは

2003年にグローバルな活躍を目指す若者の夢を応援したいという想いから設立した「碧夆奨学基金」を受け、現在、各方面で奮闘する元奨学生たちの活躍を月1回ずつ紹介していく、統一日報( http://news.onekoreanews.net/ )のコンテンツです。