韓日教育交流協力事業(GKS)

1.目的

日本の学生に韓国の高等教育機関で学ぶ機会を与えることで、国際的な教育交流を促進し、両国の友好増進を図ること

2.詳細内容

区分修士・博士学位課程学部1年課程学部短期課程学士専門学士
期間修士3年、博士4年(韓国語研修課程1年含む)1年2週~5週韓国語研修1年+4~6年韓国語研修1年+2~3年
分野受入大学の該当課程に開設された全学問分野受入大学の該当課程に開設された全学問分野受入大学の該当課程に開設された全学問分野受入大学の該当課程に開設された全学問分野受入大学の該当課程に開設された全学問分野
資格修士: 大学卒業(予定)者
博士: 修士卒業(予定)者
日本の正規大学に在学中の学生(2年生以上)日本の正規大学・短期大学に在学中の学生高校卒業(予定)者高校卒業(予定)者
40歳未満18~30歳未満18~30歳未満25歳未満25歳未満
日本国籍者のみ日本国籍者のみ日本国籍者のみ日本国籍者のみ日本国籍者のみ
奨学金往復航空券代、授業料全額、韓国語研修費、学業奨励金往復航空券代、授業料全額研修費用(往復航空券代含む、1人当たり500万ウォン上限)往復航空券代、授業料全額、学業奨励金往復航空券代、授業料全額、学業奨励金

3.奨学金内訳

区分往復航空券代授業料韓国語研修費学業奨学金
(修士・博士)
学業奨学金(学部)
支給対象共通学位課程、学部1年学位課程学位課程韓国語研修学位課程
(学位、研修)
1年
支給額実費(航空券代)500万ウォン以内(学期)520万ウォン以内(年)月140万ウォン月120万ウォン月110万ウォン月110万ウォン
支給時期入・帰国時各1回学期始め(年2回)学期始め(年2回)毎月毎月毎月毎月

4.応募資格

国籍

  • 日本国籍を有する者
    ・応募者の父母(又は法定保護者)は外国籍を有する必要があり、応募者又は父母が韓国国籍を有する重国籍者である場合、応募は不可
    ・応募者又は父母が韓国国籍を有していた場合、韓国国籍の離脱又は喪失を証明する韓国政府発行の書類を提出すること
    ・審査期間中に応募者の国籍が変更される場合、審査対象から除外

学歴

  • 応募の際に、各課程において以下の条件を満たしている者又は条件を満たすことができると見込まれる者
  • 専門学士・学士課程:高校卒業(予定)者(※学士以上の学位を取得している場合、応募は不可)
  • 修士[博士]課程は、学士号[修士号]以上の者
    ・卒業予定者は、応募時に卒業予定証明書を提出し、2025年1月15日までに最 終成績証明書と卒業証明書(又は学位証明書)を提出すること。未提出の場合は、合格を取り消すものとする
    ・仮卒業(学位)証明書を提出した応募者は、卒業予定者とみなすものとする
    ・期限内に該当書類を提出しなかった場合や成績要件を満たせなかった場合は、合格を取り消すものとする

成績

  • 最終学歴 の全学年の総合成績が①又は②を満たしている者
    例)応募する課程が学士課程の場合、最終学歴は高校又は専門大学課程

① 百分率に換算した点数が80%以上又は成績が上位20%以内の者
② CGPA 2.64/4.0、2.80/4.3、2.91/4.5、3.23/5.0 以上
※ CGPA: Cumulative Grade Point Average、総合平均評点
・成績証明書類は、CGPA又は成績順位が記載された書類を提出
・成績証明書のCGPAが4.0、4.3、4.5、5.0Scaleや100Point Scaleを使用していない場合は、換算した成績表を補完書類として提出
・卒業予定者のCGPAは、応募時に履修を完了した全ての学期の成績に基づいて算出

年齢

  • 専門学士・学士:25歳未満(2000年3月1日以降生まれ)
  • 修士・博士:40歳未満(1985年3月1日以降生まれ)

健康状態

  • 海外旅行に欠格事由(犯罪歴等)がなく、韓国で長期間留学が可能な心身ともに健康な者

優遇事項

  • 韓国語能力試験(TOPIK)5級以上を取得している者
    ※ TOPIK 5級未満の合格者は韓国語研修(1年)後、TOPIK 3級以上を取得した場合、学位課程に進学し、TOPIK 5級以上を取得している合格者は韓国語研修(1年)を免除
    ※ 韓国語研修過程で6か月以内にTOPIK 5級以上を取得した者は、2025年9月に早期進学が可能

5.応募資格の制限

  • 韓国の高校(外国人学校を含む)又は(専門)大学を卒業(予定)した者
    ・韓国にある学校のオンライン課程を卒業した者は、応募不可
    ・韓国にある学校の最終学年に在学中の者は、応募不可
  • 韓国政府による学位課程の奨学金を受給したことがある者
    ・GKSの奨学生に選抜され、学位課程の奨学金を受給したことがある者
    ・GKS学位課程の奨学生として入学した後、「資格を喪失」した者
    ・国立国際教育院以外の政府機関から学位課程の奨学金を受給した者
    ※ 国立国際教育院が施行する優秀交換学生プログラムの韓日共同高等教育学部短期課程で受給したことがある者は、応募可能
    ※ 「資格の喪失」とは、奨学生として在学している間、中途放棄した場合やGKSの奨学生としての資格を喪失したことを意味する。
  • 過去3年間、GKS学位課程の奨学生として最終合格した後、入学前に入学を放棄したことがあるか、合格が取り消された者

注意事項

  • 各学科別入学要件の確認

入学に必要な要件としては一般にTOPIK 3級を基本とするが、学科別に入学要件(例:TOPIK 4級等)を別途定める場合は留意すること
※ 韓国語研修課程を1年間履修(TOPIK3級以上)した後、各学科別に定める入学要件(例:TOPIK 4級等)を満たせず、資格が失われることにならないよう注意

  • 学科別の入学時期の確認

3月に入学ができない学科の場合、注意が必要
※ 韓国語研修課程を履修している間、休学等の理由で6か月後に復学する場合、韓国語研修課程修了後、受入大学の学位課程との入学時期が合わず(例:3月入学後6か月休学した場合、9月入学は不可)、入学できない場合が発生しないように注意


詳しくは韓国・Study in KOREAのホームページをご覧ください。